【米国株 実績】2021年8月10日の運用成績
◆実績サマリー
▶︎成績
8月10日: 8,105,815円
8月09日: 7,836,519円
前日損益: +268,666円
7月01日 : 7,986,238円
追加額 : 500,000円
1ヶ月損益: -380,423円
▶︎成績理由
7月における中国株の不振、ブラジルの銀行・クルーズ船銘柄の回復の遅れ、投資先の不振、によって大きなマイナスを生んだ一方、今月に入ってからは徐々に回復してきております。
前日における上昇が大きかったのは、スクエアやドアダッシュ等に決済システムを提供しているマルケタ($MQ)と不動産仲介業者向けのクラウドサービスを提供するファソムHD($FTHM)の両銘柄です。
マルケタの株価については、スクエアの決算において決済アプリの好調さが分かったこと、IPO後の株価がずっと優れていなかったこと、上場後初の決算発表への期待、といった3点が押し上げたと思っています。
Apple「株価」より抜粋
マルケタはまだまだPSR基準で見ても、かなり割高ではあります。(次のVISAになれるのではという期待から来ています。)売上におけるスクエアへの依存度はどうにかしなければいけないとは思いますが、アファームなどの後払いサービスへの導入状況を考慮すると、今後はその懸念も払拭されると考えています。ただ、投資金額は抑え目にさせてもらい、割高が許容されなくなったタイミング(金融緩和の終了等)で株価は下落するはずなので、その際に大きく投資していければと思います。
ファソムHDの上昇要因は、同業で同じようなビジネスモデルを展開するeXpワールドHD($EXPI)の業績が大きく伸びたことに起因します。また、インサイダーが持ち株を売却しなかったことも大きいですね。個人的には、同業の成長に伴う、ファソムHDへの期待の上昇は現状では少し無理があるのでは?と思っていますが、まだまだ時価総額も小さいので、もっと株価を上げていけるような成長を期待してしまう気持ちもよく分かります。大きく投資している手前、まだまだホールドして待とうと思います。
Apple「株価」より抜粋
次に私が今後戻ってくることを期待しているのは、オーディオアイ($AEYE)です。決算が良いにもかかわらず、ずーーーーっと株価が下落していたので、そろそろ上がって欲しいなぁと思っています。決算発表が近づいているので、そこで彼らの成長を確認したいと思いますが、まだまだ時価総額が200億未満の銘柄なので長らく放置する予定です。ただ、最近はあまりに下がりすぎたのか、ちょっとずつ上がり始めている節があります。とりあえず取得単価までは上がって欲しいです。。
Apple「株価」より抜粋
一方、昨日不振だったのは、クルーズ船銘柄・カーニバルです。理由は単純で米国でのコロナの感染者が増えたことです。現在のところ、ほとんどの投資家はコロナの感染状況を見て取引をしているので仕方ないのですが、カーニバルや競合からのレポートを見ている人はそういないのだとも思いました。今年冬から来年にかけての予約状況が素晴らしいだけでなく、運航が続々再開されていること、ロイヤルカリビアングループが「新型コロナ(デルタ株)のクルーズ船予約への影響は軽微である」と発表したことも含めて、私は買い漁るべしと判断しています。
なので、まだまだクルーズ銘柄は株安の状況が続きそうではありますが、私は粛々と買い集めていき、大きく利益を出せたらと思っています。(コロナを舐めて大きく損失する可能性もありますが、、。)
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
いくつかの銘柄に集中的に投資しています。あまり良い事ではないので、分散させようとは思いますが、特に期待している銘柄はそのままにします。ただ、クルーズ船銘柄がカーニバルだけなのは微妙だと思い、今後はノルウェージャンクルーズ、ロイヤルカリビアングループの取得を検討しようと思います。日本株で投資しているものをいくつか売却した際には上記に突っ込む予定です。
▶︎個別銘柄の損益成績
ここに関してはあまり言及すべきこともないのですが、まだ損失が出ている銘柄に関しては特に買い増しのタイミングを見計らっていきます。
以上、米国株の投資実績でした!
前日の投資実績はこちら!
【米国株 実績】8月上旬の運用成績
◆実績サマリー
▶︎成績
8月09日: 7,836,519円
7月01日 : 7,986,238円
追加額 : 500,000円
損益額 : -649,719円
▶︎成績理由
上記のような大きな損失を生んだ理由は3点です。
- 中国株の不振
- 投資先の株価下落
- クルーズ船銘柄の回復遅れ
1点目の中国株の急落はどうすることもできず、、損切りするしかありませんでした。IT関連ではありませんでしたが、米国で上場している中国銘柄の株価はほぼ全て下落しました。。ヤトセンHDとRLXテクノロジーの両銘柄にそこそこな金額を投資していましたが、大きく下落されたことで、流石に中国株を保有するにはリスクが高過ぎると恐れまして、、泣く泣く売ることになりました。各企業の財務諸表は良くても、中国政府の政策方針が明確である以上、仕方ありません。。今回のミスは、私自身が経済や政治に関する分析や理解が低かったために起きたものです。そのため、今後は上記に関するアナリストレポートを熟読していくことにします。
2点目は「投資先の株価下落」です。下落銘柄はオーディオアイ($AEYE)とファソムHD($FTHM)、そして、バンコ・ブラデスコ($BBD)の3つです。オーディオアイとファソムHDに関しては空売りの影響を大いに受けたかと思っています。オーディオアイに関してはPL視点では全く問題なし、CEOのアナウンスからしても決して見通しは悪くありませんでした。そのため、テクニカル視点もしくは機関投資家による空売りが株価に大きく影響を与えたと思います。次の決算(8月11日)でしっかりとしたPLを出すことができれば、株価は大きく跳ね上がると思います。(出してくれないと困ります笑)
ファソムHDはインサイダーが持ち株を売却したことが売りを生んだと考えています。この企業の株式はほとんどが創業者達に保有されておりました。そのため、ロックアップ期間を超えて、IPOのリターンを求めている状態でした。その株式を機関投資家と個人投資家が買い漁っている状況です。通常であれば、インサイダーが売却している銘柄はあまり良くないです。しかし、ロックアップ解消後すぐである点、500億円以下の小規模ベンチャーである点、そして、ビジネスモデルが7,000億円以上の時価総額を誇るeXpワールドHD($EXPI)に似ていることから、私は安くなったら買うを続けています。インサイダーのインセンティブ分の売りの勢いが収まれば、株価はまた伸びていくと考えています。ナスダックにおけるアナリスト評価でも「買い」であり、目標株価が53.5ドル、少なくとも42ドルであるとのことも含めて、私も「買い」と思って漁っている状況です。
バンコ・ブラデスコは単純にコロナ懸念の影響を受けています。決算もアナリスト予測以下だったことも大きいですね。。ただ、あくまでコロナ禍だからこその決算結果です。実数としては、しっかりと戻るはずですし、ブラジル政府はインフラを抑えるためにしっかりと利上げを行う方向で調整していくそうなので、これはもう待つしかないです。
3点目は「クルーズ船銘柄の回復遅れ」です。これは下落の要因というよりも、予想よりも回復が遅れていることが懸念です。石油関連や航空関連の回復がよく目に入りますが、クルーズ船はまだまだです。こちらは新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が大きな要因となっております。ワクチンの普及及び重症率の軽減が絶対条件だったはずですが、ワクチン接種3回目の必要性が出てきました。こういったウイルス感染への対応がさらに必要になっていることが、株価を重くしています。ただ、最大のクルーズ会社であるカーニバルは増資と借金によって強固な財務基盤(現預金相当額が1兆円程度)を構築しております。燃焼額が月500〜600億円程度なので、ざっと20ヶ月は耐えられる状況です。運航も再開してきたことやその予約状況もとても順調な様子から、今後は売上を計上することになりますので、少しは回復するのではないかと思っています。増資による株式価値の希薄化はあまり良いものではありませんが、カーニバルは自社株買いを行なったり、配当もしっかり出していたりと株主をしっかり見ている企業でした。今後も業績がしっかりと回復してくれば、その辺も期待できますので、投資余力ができ次第、追加でどんどん買い増していく予定です。コロナ次第な点はかなり懸念しておりますが、ホールドし続けようと思います。
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
いつもは多く銘柄に少額で投資するスタイルをとっていました。その方がリスクを減らせると思っていたからです。その代わり、リターンがあまり良くありませんでした。そのため、期待している銘柄にある程度の金額を投資することにしました。まぁコロナがどうなるか次第の銘柄に大きく投資してしまっているのはあまり良くないのですが、期待を込めております。
投資先としては、カーニバルとバンコ・ブラデスコ、マルケタ以外はあまり大型銘柄を保有していません。ファソムHDとオーディオアイ、スカイウォーターテクノロジー、クリーンスパークの小型銘柄群は長期的な視点で保有をしていければと思います。(リターンがある程度出たら売りますけども。)
▶︎個別銘柄の損益成績
◆今後
今後は余程の値動きがない限り売買はしない予定です。投資余力ができたら、追加で購入することはありますが、基本的にはあまり動かす予定はないです。私のこれまでの投資が少し動かすスピードが早いと思っていました。石油関連なども良い時期に買っているにもかかわらず、早いタイミングで売ってしまってリスクに見合わないリターンを得てしまう等。。。結構よくこういうことがあったのです。そのため、しっかりと長期で見定めつつ、利確もタイミングを見計らっていこうと思います。
以上、米国株の投資実績でした!
【米国株 実績】7月1日の運用成績
◆実績サマリー
▶︎成績
7月01日 : 7,986,238円
6月24日 : 8,214,004円
損益額 : -227,766円
▶︎成績理由
今回は損失を計上しています。
理由としては、「利確」と「ブラジル銀行株・中国株の不振」の2点です。
今回のポートフォリオを以下で示しておりますが、前回は保有していた、トレードデスク(TTD)、サンタンデールブラジル銀行(BSBR)、ムーディーズ(MCO)、そして、S&Pグローバル(SPGI)といった多くの銘柄を利確しました。
他にも、コカコーラフェムサ(KOF)やイタウ・ウニバンコHD(ITUB)も一部利確しております。
私の場合は特定口座かつ源泉徴収ありの状態なので、各取引の手数料に加えて、キャピタルゲイン課税も徴収されます。
売却した銘柄達はきちんとリターンが出ていたので、しっかりの税金を納める形となりました。
今回のマイナスは殆どが利確でしたが、これに関してはまぁ仕方がないものと考えています。
一方、もう1つの理由はなかなか困る出来事ではあります。私のポートフォリオを大きく占める中国株とブラジル株が特にここ1週間はかなり不振な状況です。
まず中国株ですが、ヤトセンHD(YSG)とRLXテクノロジー(RLX)の2つの銘柄のみではありますが、投資金額がやや大きめです。空売り投資家からすれば絶景の株価をお見せします泣
ヤトセンHD
出典:Apple「株価」アプリより
RLXテクノロジー
出典:Apple「株価」アプリより
これら銘柄に関してはかなり将来的な期待を寄せております。そんな銘柄がこれほどまでに株価が落ちてくれているので、私はすかさず購入しました。
両銘柄ともにIPOして間もなく、本来の実力に比べて時価総額も現状では高い状態です。それだけが期待が高いということでしょう。
ただ、IPOしてから両銘柄ともに最高値の1/3程度の株価になるまで下落しております。
特に直近1週間だけでヤトセンHDは-13%、RLXテクノロジーは-6%と酷い有様です。
上記のような状態だからこそ、私は思いっきりナンピンしておりますので、金額的に大きなマイナスを食らっておりませんが、それで右肩下がりの株価は心にきます。。
確かに両銘柄ともに不幸はありました。ヤトセンHDは経営はしっかりと成長しているものの、先日CEOが体調不良で辞任して会長になったり、RLXテクノロジーは経営的には素晴らしいものの、中国政府による電子タバコへの規制が強化されていくことへの懸念だったりがあります。
上記のような問題はありながらも、IPOした間もない企業としては、財務的には健全で、成長ドライバーもまだまだある状況です。
それでも上場時と比べて相当株価が落ちています。
これらの銘柄に関してはぶっちゃけ心配はそこまでしておりません。今後は上昇に転じることを祈りながら、安くなれば買い増す、高値になれば一部利確するを繰り返していこうと思っています。
次にブラジル銀行株の下落です。
保有銘柄の中で最も今後を不安視しています。
バンコ・サンタンデールブラジルに関しては売却しておりますが、バンコ・ブラデスコとイタウ・ウニバンコHDに関しては、まだまだ保有し続ける所存ですが、短期間に下落されると要因を特定したくなるものです。
両銘柄の直近株価は以下です。
出典:Apple「株価」アプリより
下落前までは非常に好調に推移していた両銘柄は、特に直近1週間で続落して、10%程度は落ちました。
個人的には米国金利と欧州などでの新型コロナ感染拡大が影響しているのだろうとは思っております。
また、バークシャーハサウェイやJPモルガンによる競合であるデジタルバンクへの投資も懸念材料なのかもしれません。
ただ、明確な理由はありません。先日、ブラジル政府と中央銀行がインフラ対策のための金利上昇の決定をしたので、ブラジル銀行株に関してはプラスなはずなのですが、、、酷い仕打ちでした。。。
とはいえ、今年度中にコロナ前の株価に戻ることは信じておりますので、焦らず保有していこうと思います。今後も下落すれば、買い増す所存です。
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
現在のポートフォリオは、グロース銘柄を少しずつ絞っている状態+各種銘柄の利確済の状態です。
今後は、株価の動き次第でグロース銘柄については、さらに集中することになるかと思います。
1銘柄への投資金額が大きくなってきたこともあって、下落した時に備えたナンピン用の資金を保有しています。
私の保有状況からして、ブラジルの銀行株も中国株も米国グロース株もなかなか下落が厳しく困っていますので、何かあったとき用でもあります笑
本来であれば、S&P500やナスダック100に連動するETFが欲しいところですが、あまりにも高値なので、手が出せません。。。
自業自得なんですけども、ムーディーズやS&Pグローバルも売っちゃったので、現状のポートフォリオの安定感は少し欠けている状態ではあります。
今後はグロース銘柄の選択と集中、安定資産の購入をやっていこうと思います。
▶︎注目の投資先
現在注目しているのは、もちろんRLXテクノロジーとヤトセンHD、そして、ブラジル銀行株です。投資金額も大きくなっていますし、頼むから上がってくれ!とも思っているからではあります笑
グロースで言えば、マルケタとクリーンスパークの2銘柄です。フィンテックとエネルギー企業向けのSaaS銘柄です。
直近ではAIRTも空港需要や飛行機需要の戻りに合わせて上がっていってくれることを期待しています。
また、投資金額的には大きくはないのですが、コンテナを利用した建設サービスを提供するSG blocksも投資リターンが25%を超えてきているので、こちらの回収または追加投資タイミングを伺っていきたいと思っています。
▶︎個別銘柄の損益成績
以上、米国株の投資実績でした!
前回の実績はこちら!
コロナからの回復を見込んだ銘柄についてはこちら!
知られざる高配当銘柄はこちら!
【仮想通貨 実績】3ヶ月放置した場合の運用状況
今回は仮想通貨を3ヶ月放置した結果どうなったかを共有します!
上記の結果を踏まえた、私なりの仮想通貨のリスクコントロールの方法をお伝えて出来ればと思っています。
◆放置理由
ボラティリティが高い商品を保有し続けるというのはかなり恐ろしいものでしたが、金額的に少額であったため、放置してみたというのが実態です。金利が揺れる相場で保有し続けた場合と仮想通貨の価値が大きく下落した時のみ投資してリターンを得る方法のどちらが良いのだろう?という疑問を持っていたこともあったので、それを考察する上でも3ヶ月放置しました。
ちなみに、Bitbankの方では資金(15万円程度)少なめでございますが、取引しております。
そちらでは投資金額のほぼ大半を現金の状態で口座に入れたままにしておき、「世界の株価(https://sekai-kabuka.com)」やTwitterで仮想通貨の暴落に関するニュースを目にした際に徐々に投資してリターンを得るというやり方でリターンを得ております。
直近の暴落の際は、リターン率25%程度得ることができました。
仮想通貨の投資視点ではリターン少ないかもしれませんが、資産運用で考えれば良いリターンだと考えています。
上記のような投資方法になっている理由は、株式投資をやっている私からすると、仮想通貨はポートフォリオ理論などでは本当にリスクコントロールが出来ない資産だと感じたからです。
そのため、保有期間をできる限り短くすることでしかリスクを抑えらず、大半の期間はほぼ現金での保有となってしまいます。
上記と全くの対をなすのが今回の放置です。
金利の変動が大きな局面であるため、仮想通貨投資にとって不利な状況であるとは思いましたが、対比するには良いかなと感じました。
以下、放置した場合の実績です。
◆放置実績
結果は、-58.8%というものでした。
ちなみに投資先は、ビットコイン、リップル、ビットコインキャッシュ、IOSTの4つです。
参考:コインチェック「総資産」の「推移」より
ポートフォリオはこちらです。
参考:コインチェック「総資産」の「ポートフォリオ」より
◆感想
今回投資した仮想通貨の3ヶ月にわたる暴落は、やはり米国金利とかなり関連があると思いました。
つまり、ほとんどの仮想通貨を保有している企業の多くは余剰資産のほんの一部でやっていて、何かあればすぐに引っ込められる、もしくは損を出しても大したことないようにしているのでしょう。
また、株式投資におけるグロース銘柄とは異なり、決算データによる株価の持ち直し根拠がない分、価値が全て需給のバランスのみで決まるものになっています。
そのため、余剰資金とはいえ個人投資家よりも多くの資産を保有する企業が、金利上昇などの圧力によって仮想通貨を売れば、仮想通貨の相場は簡単に傾くことがわかります。
これらのことから、経済的な希少性の観点では、長期的にはビットコイン等の発行上限が決まっている通貨はまだ価値が生まれるとは思いますが、仮想通貨への投資はやはり投機だなと感じました。
そのため、資産の10%を超えるような運用は絶対にすべきでないと思います。
リスクをコントロールできない資産運用は単なる投機です。値動きが大きいので、上手くいけばリターンが大きくなるため非常に魅力的に感じるのも事実ですが、リスク管理を忘れずに運用していくべきです。
私の場合は、超短期保有によるリスク回避を行なっています。銀行株や金、債券などを組み合わせて、仮想通貨をボラティリティを抑え込めるかどうかは確認できていませんが、安定資産との単なる組み合わせでは仮想通貨の値動きの荒さを抑えられないのではと思います。
そのため、できる限り短く持つか、安定資産へ極端に偏らせたポートフォリオを組むかしないと、現在の相場では資産が消し飛ぶと思います。
以上、仮想通貨投資へのリスクコントロールについてでした!
【米国株 投資成績】6月24日実績
◆成績サマリー
6月24日 : 8,214,004円
6月14日 : 7,489,300円
追加資金: 490,000円
投資利益: +234,704円
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
▶︎投資の方向性
現在は、グロース銘柄の育成と絞り込みを第一とした投資スタイルとなっています。
先週までは有望そうな銘柄に少額ずつ投資していくことをしていました。
先週と方向性を若干変更した理由は、投資した先の値動きのクセが少し把握できたこと、金利の変動が落ち着きつつあること、依然として金融緩和が続くことがわかったこと、そして、各銘柄の業績を細かく把握できたことといった4点を実行できたからです。
まだまだ値動きが荒い銘柄に関しては今後も少額での出資のままです。現在はバリュー銘柄で利益を上げている段階なため、わざわざ大きくリスクを聞く理由はないです。
ただ、そんな中で将来的に利益貢献してくれる銘柄があれば、しっかりと投資していきたい気持ちがあるので、その観点から、クリーンスパーク、ファソムHD、ヤトセンHD、RLXテクノロジー、オーディオアイ、エアティーといった銘柄には20万円以上投資することにしました。
上記の銘柄達でコロナ以降の利益を出してもらうことを祈りつつ、コロナ禍からの回復の際には銀行や飲料、通信、観光関連で利益を出していくようにしています。
以前の投資実績報告で注目していると述べたトレードデスクのリターン率が+35%以上を記録してくれたので、一部売却してしまいましたが、こういった予想外の利益が出てくれないかなぁとファストリーやカーニバルなどに対して密かに思っています笑
▶︎注目の投資先
- ファソムホールディングス($FTHM)
- ヤトセンホールディングス($YSG)
私が今回注目しているのは、不動産仲介業者向けサービスを提供する$FTHM、中国No.1化粧品メーカーの$YSGの2つです。
$FTHMに関しては、以前記事を書かせてもらったのでそちらをご参考ください。
$YSGに関しては、以前から少額で投資していましたが、完美日記(パーフェクトダイアリー)等を展開する化粧品メーカーで、昨年度IPOした中国企業です。
商品ラインナップとしてはアイシャドウ・リップ等のコスメ、ブラシ・スキンケア用品・香水等と幅広く、これらをオンラインや店舗で販売しています。
販売品が化粧品関連なので原価が安く、販売価格も大衆向けな値段です。
ビジネスモデルとしてはシンプルなもので、自社の販売網を活用して自社製品を販売していく垂直統合モデルです。もちろん、Alibabaなどの他社ECを活用していますが、そこでは販売手数料がかかるため、粗利益を高めていくためにも自社チャネルでの販売比率を高めていくはずです。
こちらに追加投資した理由は、高級路線への進出を考えていることが分かったからです。まだ具体的な手段(買収?自社開発?)はわかりませんが、個人的には中国版ロレアルになってくれることを期待しています。
ブランド構築のためにはプロモ費用や研究開発費用がかかるかもしれませんが、それをものともしないぐらいの価格帯で販売し続けることができる可能性があります。こういったハイブランド化は、財務体質をより良くしていきますので、かなり期待しています。
Investing.comより
▶︎個別銘柄の損益成績
個別の銘柄成績としては、今週はトレードデスク($TTD)が圧倒的でした。
他の保有銘柄もプラス傾向ではあります。特にバリュー銘柄達がどっしり構えてくれているからか、グロース銘柄への投資を安心して行なっていけております。
ただ、そのせいか、投資が過ぎるリスク銘柄がいくつか散見されるので、こちらはしっかりバランスとっていこうと思います。主に中国銘柄($RLXや$YSG)からは少ないリターンと一緒に投資額を1/3程度にしようと思います。
他にも少し気にしているのは、多めに投資しているが、今後の伸びがあまり期待できない高配当銘柄の処分方法です。具体的には、ボーダフォングループ($VOD)、モバイルテレシステムズ($MBT)、の2銘柄のことで、どちらも通信銘柄です。
特にボーダフォングループについては、すぐさま捨ててやりたいくらいです笑
ただ、これらの銘柄はかなりの高配当銘柄です。
ぶっちゃけ持っていれば良いのですが、資金流動性が下がります。あと3年で1億円超えることを考えれば、あまり配当銘柄に資金を埋めておくわけにはいかないのです。
「それなら投資するなよ。」と思いますが、値動きが激しかった時期には期待リターンが良かったのです。。。
強力な銘柄を発掘したら売却・損切りを行うことを心の決めておりますが、、高配当で安定した銘柄なので、、、悩みどころです。
◆今後
今後はグロース銘柄の発掘・分散投資・絞り込みを中心に考えつつ、バリュー株の売却タイミングを見つけることかなと思っています。
いつも早く売り過ぎてしまう傾向にあります。
例えば、現在好調な海運に関しては、昨年12月から注目して3月まで保有して売却してしまったら、絶好調な石油関連は昨年の8月から保有していましたが昨年12月くらいには売ってしまったりしていました。こういったことがないように、保有しているのが怖いと思わずにしっかりホールドしておこうと思っています。少なくともコロナ前の価格帯になるまではホールドしたいですねぇ…。
以上、米国株の投資実績でした!
前回の実績はこちら!
コロナからの回復を見込んだ銘柄についてはこちら!
【米国株 テンバガー候補】定額制不動産仲介PF・ファソムHD
今回は私がテンバガー化することをかなり期待しているファソムホールディングスを特集します!
◆企業概要
ロイターによると、ファソムHD($FTHM)とは、2017年に創業されたかなり新しい企業で、子会社を通じて、クラウドベースの不動産仲介業を営む持株会社です。
彼らは独自のソフトウェア「IntelliAgent」を活用して、不動産仲介のバックオフィス機能を管理することで、低コストでのビジネスを実現しています。
また、ウェブサイトを通じて、買い手、売り手、所有者、賃借人に売買・賃貸可能な物件へのアクセスを提供しています。
ここまではロイターによる情報ですが、肝心なサービスの強みが載っていません。
ファソムHDの1番の強みは、不動産仲介エージェント向けに物件あたりの定額上限で仲介及びサポートを行えるプラットフォームを提供していることです。
参考:Fathom Realtyより
動画だとイメージ湧きやすいとは思います。
ファソムHDの定額制は、敏腕エージェントにとって非常有益なものです。
どんな物件の値段であれ、利用金額の上限が決まっているため、高い物件を売れれば売れるほど自身の儲けが大きくなるからです。
通常であれば、取引価格に応じて手数料が変わっていくものですが、その常識を覆しています。
また、最近は企業買収によって力をつけています。
直近では、プロバイダー依存を下げるためにNaberly Solutions社のプラットフォーム、アトランタの不動産エージェント企業・不動産の専門家向けに競争力のあるハイパーローカルなツールを提供する技術プラットフォーム「LiveBy」、住宅ローンや住宅保険およびその他の保険)などの事業子会社を有する持株会社E4:9HDを買収しています。
残念ながら、上記ツールやサービスを利用したことがなく、口コミも見つけられていないので、どの程度優れているサービスなのかは分かることができていませんが、2019年からVCによる不動産テックへの投資がかなり大きくなっていっていることから、今後のデジタル化を多くのVCが期待していることがわかりますので、不動産業者向けのサービスは今後もホットトレンドなのだと思います。
◆財務情報
では、不動産テックを提供する$FTHMが儲かっているのか見ていきましょう。
参考:$FTHM2021年第一四半期決算短信より
まず売上を見ていきますと、2020年:28百万ドルから2021年:49百万ドルと前年対比で+70%以上と大きく伸張していることが分かります。取引量も利用エージェントも共に伸びていることから、今後も成長していくことが伺えます。
売上原価を確認すると、粗利率が低いビジネスをしているということがわかります。
これは売上が何に起因しているかによります。不動産仲介取引があった場合、まずファソムHDを通して支払われ、そこからファソムサービスの利用料(月額450ドル程度)を取って、後は全てエージェントへ支払うのだろうと予想します。
このことから、実質的な売上がGross Margin(売上総利益)であると分かります。
そのため、ファソムHDのソフトウェア売上は、四半期3百万ドル程度であると思います。今後も伸びていくとはいえ、現状では12百万ドル程度の売上と考えます。
次に販管費を見てみると、とんでもなく増加しています。主に上記で述べた買収に起因した増加です。
CF計算書の投資CFを見てみると、2百万ドルで買収していることがわかります。また、IPO関連の費用も大きかったとの事です。
参考:$FTHM2021年第一四半期決算短信より
IPOしたばかりということもあって、現預金は豊富にありますし、借入金も少ないことから、今後の投資にも拍車をかけているだけの余力はあるので、まだ安心した投資対象としていけると思います。
◆株価と今後の成長
次に現在の株価が割安なのか見ていこうと思います。時価総額は現時点で506百万ドル程度です。先程の実質売上(12百万ドル)と比べると、PSR42倍と割高な印象です。ただ、まだまだ成長フェーズであるため、買収を含めた今後の成長性と安定したストック収入を加味して投資しています。なので、個人的にはあまり気にしていません。
参考:Apple「株価」アプリより
では、その「成長」とはどの程度を想定しているのかが最も重要だと思います。
まず市場規模を見てみましょう。
米国における不動産販売件数は単月で730万件程度と予測します。これは中古不動産が2020年7月単月で586万件あり、中古不動産販売が全販売件数の8割程度を占めていると言われているからこその推測です。
つまり、年間で8,760万件程度の取引があると考えられます。現状のファソムHDだと、3ヶ月で6,900件程度なため、まだまだ市場が大きいと考えられます。
また、定額制サービスは1件あたり450ドルなため、ポテンシャルとしては、394億ドルが最大の売上総利益です。ここまでになることはないと思いますが、これだけの市場規模があるのです。
現在からテンバガーを狙うということは、時価総額ベースで50億ドルを超えることを意味します。
現在のPSRの半分程度の20倍で見ると、年間で2.5億ドルの売上総利益、取扱物件ベースで年間55万件です。市場シェアの0.62%です。
純粋に現状の定額制サービスのみでの見立てですが、これに加えて、住宅ローンや保険といった付帯サービスからの収益も得ていくことを考慮すれば、まったく狙えない数値ではないと考えています。
というのも、現在の成長率(前年比+72%)が続けば、6年後には71万件程度を取扱物件としている可能性があるからです。もちろん成長率が落ちることもあるかと思いますが、定額サービスのみ、しかも米国だけで6年後に10倍の株価になる可能性があるならば、投資しようと考えて保有しています。上振れ要素も多分にあるため、期待しながら保有し続けようと思います。
以上、個人的なテンバガー候補でした!
安定株に関する記事はこちら!
【デジタルインフラへの投資】もっと投資したい米国ETF特選
私個人が爆買いしたいETFを紹介させてもらいます。
個別株の選別が得意だと思っている私なので、基本的にはETFのように玉石混交のものはあまり買いません。買うとしても、S&P500連動のものです。
しかし、ここ最近個人的には買えないような銘柄に投資できるETFや市場全体を獲れば勝てるんじゃね?と思えるETFが見つかりましたので、ここで載せます。
個人的に買いたいETF!
【$VPN】グローバルXデータセンターREIT&デジタルインフラETF
最も買い増したいと思っているETFです。
理由としましては、今後増え続けるデータセンターや通信ネットワークインフラを提供する企業への投資が可能だからです。
2019年7月22日における国内でIoT事業を推進するベンダー/企業の「データエコシステム」に対する取り組み状況の調査結果の中で、IDC Japanが今後世界中で生まれるデータ総量は爆発的に伸びていくと発表しました。
このデータの増加は、今後の5G普及によるIoTサービスの激増が主な背景ではありますが、他にも日々のITサービスの活用や業務効率化のためのデータ化等でも増えていくことももちろん想定されています。殆どの人々は、スマートフォンやパソコンがない生活を想像できないはずです。
こういった背景から、様々なデータの保管場所であるデータセンターやITサービスには不可欠な通信インフラのニーズもさらに伸びていくと考えています。もちろん、NVIDIAやシスコシステムズへ投資していくことで、上記のようなニーズの恩恵を受けることは可能です。
しかし、それには当然企業競争があるので、勝ち負けのリスクがあります。それを解消できるのが、このETFなのだと思っています。経費率は高いですが、現状の分配金で回収可能なので、そこまで恐れなくても良いと考えています。
また、$VPNの凄い点は、現状日本の投資家が投資できない米国REITへの投資が可能なことです。
このETFの構成要素を見てもらうと、8割以上が米国関連銘柄で、7割が不動産です。ただ、この「不動産」というのが、データセンターだったり、基地局や電波塔などの通信インフラの類です。
構成銘柄もクラウンキャッスルを筆頭に、アメリカンタワー、エクイニクスと錚々たる銘柄達です。通信インフラもデータセンターもやはり満遍なく入っています。
こういった米国REITに関しては、日本ですとまだ投資対象に出来ないため、せっかく有望でも投資できずにいました。しかし、このETFを持つことで投資することができるのです。
ニーズが確約されているものへ投資することほど重要なものはありませんので、私も少なくはありますが、投資させていただいています。今は値動きの把握時期なので大きく投資していないだけで、今後は追加でどんどん投資していこうと思っています。
以上、買ってみたいETF特選でした!
【米国株 投資成績】6月14日時点
◆成績サマリー
6月14日 :7,489,300円
5月17日 :5,046,500円
追加資金: 1,911,880円
投資利益: +531,120円
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
▶︎投資の方向性
現在は収穫及び種蒔き時期となっています。ブラジルの銀行銘柄が全て+20%以上の活躍を見せてくれたことやバリュー銘柄が安定的な利益をもたらしてくれたからです。利益をもたらしてくれている銘柄たちは少しずつ利確していきます。
まだコロナ前の価格に戻っていないものに関しては、今後も見ていきますが、これからリターンを大きく上げてくれそうな銘柄を探していくことに重点をおこうと思っています。
私のやり方は微妙かもしれませんが、気になるところには少額投資して動きや決算データの分析を行いつつ、もっと投資すべきだと感じたら10万ずつ積み上げていきます。
上記のやり方だと当然手数料が大きくかかってしまうのですが、リターンを大きく出すことを考えると小型かつ成長株への投資になるため、一気に投資する方がリスクあると考えているからこその上記のようなビビり投資手法となっています。
▶︎注目の投資先
投資銘柄で特に期待しているのは、以下3つです。
- バンコ・ブラデスコ(BBD)
- トレードデスク(TTD)
- RLXテクノロジー(RLX)
バンコ・ブラデスコはブラジルの大手銀行4行の1つです。他の大手銀行の株価はコロナ前に戻りつつあります。他の大手銀行の銘柄も、あと10%〜20%程度の戻りを期待していますが、バンコ・ブラデスコは、それら以上のリターンを期待できます。
要は、バンコ・ブラデスコの株価回復が他より遅れているということです。決算を見ても、他の銀行と比べても遜色ないのですが、何故か遅れています。現在からであれば、50%程度はリターンが取れそうなので、引き続き持ち続けようと考えています。
Apple「株価」アプリより
次に注目しているのはトレードデスク(TTD)です。Googleのcookie制限やグロース売りの影響によって、トレードデスクの株価は以下のように下落しました。
Apple「株価」アプリより
最高値が970ドル程度だったので、そこから大きく下落して現在は600ドル以下になっています。確かにGoogleのcookie制限はかなりの影響があるかと思いますが、代替手段となるユニファイドIDやコホートなどによるターゲティング(特にユニファイドID)をトレードデスクが中心となって開発しています。その流れを受けて、トレードデスクがGoogleに近しい地位になれることを期待しています。そもそも、GoogleやFacebookからオンライン広告シェアを奪い取ってるだけでも凄いので、上記を期待しながら安値で保有しておこうと思います。
最後にRLXテクノロジーです。これは中国の電子タバコ銘柄です。時価総額は148億ドル(約1.5兆円)程度ですが、純利益ベースではまだ赤字です。
ただ、前期末のIPOによって多くの現預金(2,000億円以上)を保有しています。現状の株価も割高ではありますが、現在は、中国政府による電子タバコの販売規制等の強化への懸念からか、RLXテクノロジーの株価は大幅な下落した状況ではあります。
やはり依存性のある嗜好品を提供する会社の株価は将来的なリターンの大きさへの期待を加味したものになっています。私もそれを期待しての投資です。
今後はこの電子タバコ企業の海外展開や国内ユーザの増加を期待して、今のうちに買っておきました。
▶︎個別銘柄の損益成績
現在は配当が大きいモバイルテレシステムズやコカコーラフェムサ、経済回復期待が高いブラジル銀行銘柄が安定的な値動きを見せてくれています。
これらを一部売却して資金を作り、その資金を元手にグロース銘柄を漁っていこうと思っています。
現在のところは、クラウドベースでの不動産仲介業を営むFTHM、イスラエルのグローバルEコマースプラットフォームを開発するGLBE、ウェブサイト・アプリのデータ分析を行うSMWB、エネルギー企業向け制御ソフトウェアを提供するCLSK、サイバーセキュリティ関連のKNBEのIPOしたての5銘柄を購入することを検討しています。
他にも500億円以下の小型成長銘柄を探しています。すでにいくつかの銘柄(SGBX等)を購入しています。これらは10銘柄投資して、3銘柄でも10倍以上になってくれることを期待してのことです。この中で特に期待できるものが出て来れば、それに集中的に投資していこうと思います。
まだ金利上昇の懸念があるため、グロースへの投資に大きく資金を割けませんが、期待銘柄を選別しつつ、大幅に下落したタイミングで大きく投資できるようにしていこうと思います。
以上!現状共有でした!
今後は、私が投資した小型成長銘柄やIPO銘柄の選定理由などについても述べていければと思っています。毎日あげていけるようにします!
【米国株 実績】5/16の運用実績
◆成績サマリー
5月17日 :5,046,500円
4月17日 :4,821,048円
前月比 : +225,452円
◆ポートフォリオ
▶︎ポートフォリオ構成比
ポートフォリオ構成として、ブラジルの大手銀行及び各国の高配当銘柄を保有することに重きを置いています。あとは、金利の上昇によって、ハイテク株が著しく下落していたので、様子見兼ねて2月まで保有していた銘柄をいくつか保有することにしました。本当であれば、金利上昇の最中でグロース銘柄を持つ事は良くないことですが、将来的な成長を見込んで保有することにしました。各銘柄に少ない金額を投資しており、今後の決算や金利の状況を鑑みながら投資していきます。
とりあえずポートフォリオ上重視している、ブラジルの大手銀行に関しては、前に詳細を記載したので、以下を参考ください。
通信会社への投資も多めです。モバイルテレシステムズはロシア、BCEはカナダ、AT&Tは各国大手の通信大手かつ高配当の銘柄です。今後は株価の推移を見ながら、ボーダフォングループやNTT、ベライゾンなどを加えていく方針です。中国の通信大手も本当であれば保有していきたいのですが、政治リスクが思っているよりも大きそうなので、様子見を続けながら投資チャンスを伺っていきます。
次に多くの投資しているコカコーラフェムサに関しても高配当な銘柄です。こちらも先日記事を記載しましたので、以下を参考ください。
エンブリッジはエネルギー関連銘柄で、こちらも高配当銘柄です。エネルギー関連銘柄を何も持っていないのは微妙な気がして保有しています笑
ムーディーズは元々多めに保有していたのですが、先日の市場全体の下落の際に投資資金を確保するために一部売却して現在は少なめな保有となっています。2大格付け会社かつ寡占企業なため、安定成長を続ける企業です。そのため、出来たら、安くなるたびに何度も投資していくつまりです。
▶︎個別銘柄の損益成績
現在の損益ですと、ポートフォリオの構成上大きく占めている銘柄はプラスです。まだまだ伸びると感じるブラジル大手銀行銘柄かつ高配当をもらいつつ新型コロナ前の株価へ戻るのを待てる銘柄をこのまま保持する予定です。今後投資余力が出てくれば、これらへの追加を特に考えています。また、グロース銘柄について今後増やしていく予定です。ただ、増やし方としては、上記とは異なり、株価が下落したタイミングのみです。PERやPSRを見ていくと、今はまだ割高なのだと思いますが、それでも現在の成長を見ていると、後5年後には世界もしくは事業開始国でシェアを伸ばし、莫大な利益を出せるようになっていくと思っています。現在は金利によって厳しい状況が続くかもしれませんが、それを鑑みても株価が下落し過ぎていると感じてます。大きく投資は今はできませんが、ちょくちょく投資していこうと思います。
以上、現在の投資成績でした!
【米国株 高配当】北中南米を股にかける高配当飲料株
今回取り上げるのは、
コカコーラ・フェムサ(KOF)です。
◆概要
コカコーラ・フェムサは、北中南米でコカコーラ商標の飲料製品を生産・販売しているボトラーです。
日本のコカコーラボトラーズジャパンと同じ立ち位置です。コカコーラ社本体が飲料製品の原液を販売し、ボトラーがその原液を買って販売するという役割分担です。
「フェムサ」というのは、メキシコのフェムサグループのことで、上記のコカコーラフェムサの親会社です。このボトリング事業のほかに、コンビニ事業やビール等の製造・販売事業などを行なっている多角経営企業です。このフェムサグループも上場しておりますので、そっちを買いたい人もいるかと思いますが、今回はコカコーラ・フェムサについて色々共有したいと思います。
◆配当
何故今回コカコーラでなく、フェムサグループでなく、コカコーラフェムサを取り上げたのかというと、この企業が親会社以上の高配当銘柄だからです。
参考:SBI証券より
配当が7%を超えているのです。
高配当で有名なAT&Tやエクソンモービルを超えているんです。コカコーラよりも配当が高いんです笑 上記のような企業と同等以上の配当を行うには、しっかりとした収益性・安全性が必要です。投資指標であるPERやPBR、ROEをまず見てみましょう。
参考:SBI証券より
PERは20倍以下と割高な状態ではないと考えられます。また、PBRも1倍以下なら理想的ですが、2倍以下なので、まぁ良しとしましょう。ROEは8%を超えているので、大企業にしてはまずまずの数値です。また、負債が多すぎるかどうかがわかる、D/Eレシオも100%をしっかり下回っているので、安心ですね。BS及びアナリスト予測対比、CFの状況を見てみましょう。
参考:investing.comより
参考:investing.comより
参考:investing.com
BS及びCFを見る限りでは、倒産する心配はなさそうですね。むしろしっかりと営業CFを出せています。アナリスト予測対比ですと、売上及びEPSも予想以上でした。
◆株価
現在の株価と新型コロナウイルス流行影響を受ける前の2年前を比較してみましょう。
参考:Apple「株価」アプリより
2年前の大幅下落の前は、1株あたり65ドル程度でした。現在も回復してきているため、48~49ドルほどとなっています。今後の北中南米における経済及び生活の回復が鍵になってきます。ワクチンの普及が特にどう進捗していくのかをしっかりと確認していかないといけません。
◆今後
私自身もコカコーラフェムサを保有しています。理由としては、高配当であること、新型コロナ前の株価へ戻るまでの体力が十分にあること、の2点です。キャピタルゲインは大きくは望めませんし、そもそも2年前よりも前の時期でいえば、株価は右肩下がりでした。そのため、コロナ前で戻る水準になるまでは配当を享受しつつ、2年前の水準に近づいたら、売却していこうと思っています。
その前に、色々状況が変わったら普通に売ります笑
※株式投資は自己責任です。
以上、コカコーラフェムサについてでした。