目指せFire!国内MBA卒の20代社会人の株式運用関連ブログ

米国株・日本株に関するレポートを掲載。今後の展望やオススメの情報サイトなどもご紹介します!

【米国株 実績】8月上旬の運用成績

◆実績サマリー

▶︎成績

8月09日:  7,836,519円

7月01日 : 7,986,238円

追加額 :    500,000円

損益額    :   -649,719円

 

▶︎成績理由

上記のような大きな損失を生んだ理由は3です。

  1. 中国株の不振
  2. 投資先の株価下落
  3. クルーズ船銘柄の回復遅れ

1点目の中国株の急落はどうすることもできず、、損切りするしかありませんでした。IT関連ではありませんでしたが、米国で上場している中国銘柄の株価はほぼ全て下落しました。。ヤトセンHDとRLXテクノロジーの両銘柄にそこそこな金額を投資していましたが、大きく下落されたことで、流石に中国株を保有するにはリスクが高過ぎると恐れまして、、泣く泣く売ることになりました。各企業の財務諸表は良くても、中国政府の政策方針が明確である以上、仕方ありません。。今回のミスは、私自身が経済や政治に関する分析や理解が低かったために起きたものです。そのため、今後は上記に関するアナリストレポートを熟読していくことにします。

2点目は「投資先の株価下落」です。下落銘柄はオーディオアイ($AEYE)とファソムHD($FTHM)、そして、バンコ・ブラデスコ($BBD)の3つです。オーディオアイとファソムHDに関しては空売りの影響を大いに受けたかと思っています。オーディオアイに関してはPL視点では全く問題なし、CEOのアナウンスからしても決して見通しは悪くありませんでした。そのため、テクニカル視点もしくは機関投資家による空売りが株価に大きく影響を与えたと思います。次の決算(8月11日)でしっかりとしたPLを出すことができれば、株価は大きく跳ね上がると思います。(出してくれないと困ります笑)

ファソムHDはインサイダーが持ち株を売却したことが売りを生んだと考えています。この企業の株式はほとんどが創業者達に保有されておりました。そのため、ロックアップ期間を超えて、IPOのリターンを求めている状態でした。その株式を機関投資家と個人投資家が買い漁っている状況です。通常であれば、インサイダーが売却している銘柄はあまり良くないです。しかし、ロックアップ解消後すぐである点、500億円以下の小規模ベンチャーである点、そして、ビジネスモデルが7,000億円以上の時価総額を誇るeXpワールドHD($EXPI)に似ていることから、私は安くなったら買うを続けています。インサイダーのインセンティブ分の売りの勢いが収まれば、株価はまた伸びていくと考えています。ナスダックにおけるアナリスト評価でも「買い」であり、目標株価が53.5ドル、少なくとも42ドルであるとのことも含めて、私も「買い」と思って漁っている状況です。

バンコ・ブラデスコは単純にコロナ懸念の影響を受けています。決算もアナリスト予測以下だったことも大きいですね。。ただ、あくまでコロナ禍だからこその決算結果です。実数としては、しっかりと戻るはずですし、ブラジル政府はインフラを抑えるためにしっかりと利上げを行う方向で調整していくそうなので、これはもう待つしかないです。

3点目は「クルーズ船銘柄の回復遅れ」です。これは下落の要因というよりも、予想よりも回復が遅れていることが懸念です。石油関連や航空関連の回復がよく目に入りますが、クルーズ船はまだまだです。こちらは新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が大きな要因となっております。ワクチンの普及及び重症率の軽減が絶対条件だったはずですが、ワクチン接種3回目の必要性が出てきました。こういったウイルス感染への対応がさらに必要になっていることが、株価を重くしています。ただ、最大のクルーズ会社であるカーニバルは増資と借金によって強固な財務基盤(現預金相当額が1兆円程度)を構築しております。燃焼額が月500〜600億円程度なので、ざっと20ヶ月は耐えられる状況です。運航も再開してきたことやその予約状況もとても順調な様子から、今後は売上を計上することになりますので、少しは回復するのではないかと思っています。増資による株式価値の希薄化はあまり良いものではありませんが、カーニバルは自社株買いを行なったり、配当もしっかり出していたりと株主をしっかり見ている企業でした。今後も業績がしっかりと回復してくれば、その辺も期待できますので、投資余力ができ次第、追加でどんどん買い増していく予定です。コロナ次第な点はかなり懸念しておりますが、ホールドし続けようと思います。

 

◆ポートフォリオ

▶︎ポートフォリオ構成比

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いつもは多く銘柄に少額で投資するスタイルをとっていました。その方がリスクを減らせると思っていたからです。その代わり、リターンがあまり良くありませんでした。そのため、期待している銘柄にある程度の金額を投資することにしました。まぁコロナがどうなるか次第の銘柄に大きく投資してしまっているのはあまり良くないのですが、期待を込めております。

投資先としては、カーニバルとバンコ・ブラデスコ、マルケタ以外はあまり大型銘柄を保有していません。ファソムHDとオーディオアイ、スカイウォーターテクノロジー、クリーンスパークの小型銘柄群は長期的な視点で保有をしていければと思います。(リターンがある程度出たら売りますけども。)

▶︎個別銘柄の損益成績

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◆今後

今後は余程の値動きがない限り売買はしない予定です。投資余力ができたら、追加で購入することはありますが、基本的にはあまり動かす予定はないです。私のこれまでの投資が少し動かすスピードが早いと思っていました。石油関連なども良い時期に買っているにもかかわらず、早いタイミングで売ってしまってリスクに見合わないリターンを得てしまう等。。。結構よくこういうことがあったのです。そのため、しっかりと長期で見定めつつ、利確もタイミングを見計らっていこうと思います。

以上、米国株の投資実績でした!