目指せFire!国内MBA卒の20代社会人の株式運用関連ブログ

米国株・日本株に関するレポートを掲載。今後の展望やオススメの情報サイトなどもご紹介します!

【投資 上級者】知られざる安定・高成長・割安の超優良銘柄:『証券取引所』

 

今回は知ってる人が意外に少ない

  証券取引所 銘柄を紹介します!

世界各国には株式や債券、REIT、先物等様々な金融商品を売買できる証券取引所というものがございます。日本株への投資を行っている方は、証券会社・日本証券取引を介して売買しております。米国株ですと、ニューヨーク証券取引所やナスダック取引所で売買されていますね。

これら証券取引所が上場していて取引可能なことをご存知でしょうか。

 

◆『証券取引所』銘柄

日本市場及び米国市場で取引可能な証券取引所銘柄は以下の3つです。

  • 日本取引所グループ
  • インターコンチネンタル取引所
  • ナスダック

 

◆日本取引所グループと取引所銘柄の購入理由

日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所を傘下に持つ持株会社のことで、通称「JPX」と呼ばれています。傘下企業からわかるように、JPXは東証・マザーズ・JASDAQ・J-REIT・ETF・商品先物・商品デリバティブ取引等を運営していることから、日本におけるほぼ全ての金融取引に関与する独占的な企業であるとわかります。日本取引所グループは上場企業なので、決算をしっかり公表していますし、我々もこの企業の株式を売買することが可能です!

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Apple「株価」アプリより

上記の株価を見てみますと、直近10年で約5.6倍(445円→2,485円)になっています。安倍政権における金融緩和やNISA等の様々な経済政策が大きく寄与していると考えますが、同様に上がってきた日経平均株価は直近10年で2.74倍です。つまり、株価のパフォーマンスに関しては、日本取引所グループが圧倒している、と分かります。

しかし、単に日本取引所グループの方がボラティリティが高いだけなんじゃないかと考える投資家達も多いはずです。新型コロナウイルスによる2020年2月〜3月にかけての大暴落は、日経平均株価を大きく押し下げました。その際の日経平均株価の下落率は、31.8%でした。(2020年2月3日から、最も安くなった3月16日の最安値を参考)

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出典:Yahooファイナンスより

一方、日本取引所グループの株価はこちらです。

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出典:Yahooファイナンスより

見てわかるように、下落率は-21.6%(2020年2月3日から最も安くなった3月9日の最安値を参考)でした。この差については、日本取引所グループは独占的な業務を担っていて競合がいない企業である一方、日本の大手企業225社は日本取引所グループよりも競争環境に置かれていて、その企業の中には旅行や消費者の買い控えなどによって利益を損失を出すリスクが大きく付き纏っているからだと個人的に考えています。また、取引所にとって金融商品の売買が起こることが収益につながりますが、これは景気が良くとも悪くとも投資家は安い時に買って高い時に売りたいため、景気が悪くとも案外売上は見込めるのだろうと感じます。もちろん動く金額は変動するでしょうが、それも一時的なものと簡単な判断つきます。このことから、市場全体を買うETFよりも独占的な業務で安定して収益を出せる取引所を長期的に購入し続けるのが個人的には合理的なのではないかと考えます。

 

◆インターコンチネンタル取引所

インターコンチネンタル取引所は、世界最大の株式市場であるニューヨーク証券取引所やシカゴ証券取引所を運営する企業のことです。他にも、ロンドン国際石油取引所やニューヨーク商品取引所なども傘下にしております。

日本取引所グループと同様に、まず株価のパフォーマンスを見てみましょう。

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出典:Apple「株価」より

2021年現在と2011年1月31日で比較すると、約4.5倍です。このパフォーマンスと投資家全員が大好きなS&P500連動ETF(VOO)と比較してみます。

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出典:Apple「株価」より

S&P500の場合、約2.9倍でした。ぶっちゃけどちらも素晴らしいパフォーマンスですが、インターコンチネンタル取引所の方がより良く、値動きを見てもらえればわかるようにしっかり安定しています。

 

◆ナスダック

ナスダックは、米国における新興企業向けの株式市場を運営する企業のことです。この市場にはAppleやAlphabet、Facebook、Amazon、Microsoftといった現代を代表する世界的なIT企業が上場しています。

株価を見てみます。

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出典:Apple「株価」より

直近10年で4.98倍でした!恐ろしいパフォーマンスです…!先ほど見ていただいたS&P500のパフォーマンスをはるかに上回っていますね。こちらも日本取引所グループやインターコンチネンタル取引所と同様に主要インデックスよりも値動きが安定していることがわかります。

 

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。意外に証券取引所銘柄は儲かるのですね!笑 今後は現金で保有するくらいなら、証券取引所銘柄持っていようかなと本気で考えています!

以下が私分析での証券取引所銘柄の特徴です。

・参入障壁が超高い独占的な事業を展開

・配当もある成長事業を展開

・上昇に敏感で下落に鈍感な特殊な銘柄

以上!

色んな企業や業界を調べてみてくださいね。

 

投資は自己責任でお願い致します。