【ORCL 株価 決算 翻訳】世界トップクラスのIT企業:オラクルのFY22 Q4 決算翻訳
今回はビジネス用ITソリューションを提供するオラクル($ORCL)の2022年度Q4決算を翻訳致しました。(DeepLで基本的な翻訳を行っております。)
細かな部分については端折っておりますので、投資等を検討される際はしっかりとオラクルのIRをご確認ください。
投資は自己責任でお願い致します。
出典:Apple「株価」アプリより 2022年6月27日11時時点
◆決算内容
▶︎ハイライト
- 第4四半期のGAAPベースの1株当たり利益は1.16ドル、Non-GAAPベースの1株当たり利益は1.54ドル。
- 第4四半期の売上高合計は118億ドル、米ドルで5%増、恒常為替レートでは10%増
第4四半期のクラウド収益合計(IaaSとSaaS) 29億ドル、米ドルで19%増、恒常為替レートでは22%増。
- インフラストラクチャー・クラウドの収益(IaaS)は、米ドルで36%増、恒常通貨で39%増
- Fusion ERP Cloudの売上高(SaaS)は、米ドルで20%増、恒常通貨で23%増。
- NetSuite ERP Cloud Revenue (SaaS) 27%増(米ドル)、30%増(現地通貨ベース)
▶︎経営陣コメント
オラクルCEO:Safra Catz氏
「当社は今期も引き続きトップラインの業績を改善し、総売上高は恒常為替レートベースで10%の伸びを示しました。」
「このような四半期ごとの一貫した収益成長率は、通常、市場をリードするFusionとNetSuiteのクラウドアプリケーションに牽引されてきました。しかし、この第4四半期は、インフラストラクチャーのクラウドビジネスの需要が大幅に増加し、恒常為替レートベースで39%の伸びを記録しました。この収益の急増は、インフラ事業が超成長期に入ったことを示していると考えています。」
「クラウド・インフラストラクチャ・ビジネスの高い成長率と、新たに買収したサーナー・アプリケーション・ビジネスを組み合わせれば、オラクルは今後数四半期にわたって輝かしい収益成長を実現できる立場にあることがわかります。」
オラクル会長兼CTO:Larry Ellison氏
- 「CernerとOracleは、医療従事者により良い情報を提供するために必要な技術をすべて備えており、より良い情報は医療を根本的に変革するものです。」
- 「より良い情報は、患者の転帰の改善、公衆衛生政策の改善、医療費全体の削減、そして豊かな国だけでなく世界中の人々の生活の質の向上につながるのです。
- 「パンデミック時には、v-safeSMと呼ばれる受賞歴のあるオラクルのクラウドシステムが、米国で1億5000万件を超える患者記録を収集しました。」
- 「また、ガーナ、タスマニア、その他多くの州や国で、オラクルのクラウドシステムがワクチンプログラムを管理しました。私たちはオックスフォード大学と提携し、COVID-19ウイルスの亜種がいつどこで最初に出現したかを特定するグローバル病原体分析システム(GPAS)を開発し、配備しています。」
- 「数週間前には、研究者が有望な新型HIVワクチンを研究するためのシステムを稼働させました。医療を改善し、命を救うために情報技術を利用する機会は非常に多くあります。」
- 「私たちは、パンデミック時に良いスタートを切ることができましたし、これからやるべきことの重要性を十分に理解しています。」
▶︎株主還元政策
- 取締役会は、発行済普通株式 1 株当たり 0.32 ドルの四半期現金配当を行うことを決議しました。
- この配当金は、2022年7月12日の営業終了時点の登録株主に対して支払われ、支払日は2022年7月26日となります。
【過去記事】