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【MU 株価 決算 翻訳】マイクロンテクノロジーのFY22Q3決算翻訳

今回は半導体製造大手のマイクロンテクノロジー($MU)の2022年度Q 3決算を翻訳致しました。(DeepLで基本的な翻訳を行っております。)

細かな部分については端折っておりますので、投資等を検討される際はしっかりとマイクロンテクノロジーのIRをご確認ください。

投資は自己責任でお願い致します。

参考:https://investors.micron.com/news-releases/news-release-details/micron-technology-inc-reports-results-third-quarter-fiscal-2022

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出典:Apple「株価」アプリより  2022年7月1日21時時点

◆決算翻訳内容

▶︎マイクロンテクノロジー

  • マイクロンテクノロジーは、革新的なメモリおよびストレージ・ソリューションの業界リーダーであり、世界中の人々の生活をより豊かにするための情報活用方法を変革しています。
  • 顧客、技術的リーダーシップ、製造およびオペレーションの卓越性に徹底的にこだわり、Micron®およびCrucial®ブランドを通じて、高性能DRAM、NAND、NORメモリおよびストレージ製品の豊富なポートフォリオを提供しています。
  • 日々、当社の社員が生み出すイノベーションがデータ経済を活性化し、人工知能や5Gアプリケーションの進化を可能にし、データセンターからインテリジェントエッジ、クライアントやモバイルのユーザー体験に至るまで、チャンスを解き放つことができるのです。

▶︎ハイライト

  • 売上高は86億4,000万ドル、前四半期は77億9,000万ドル、前年同期は74億2,000万ドル。
  • GAAPベースの純利益は26億3000万ドル希薄化後1株当たり2.34ドル
  • 非GAAPベースの純利益は29億4,000万ドル、希薄化後1株当たり2.59ドル。
  • 営業キャッシュフローは38億4000万ドル。(前四半期は36億3000万ドル、前年同期は35億6000万ドル。)

●四半期決算

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●第4四半期予測

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▶︎財務三表

●損益計算書(PL)

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●貸借対照表(BS)

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●キャッシュフロー計算書(CF)

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▶︎事業詳細

●ユタ州リーハイのファブと 3D XPoint

  • 2021年第2四半期、当社はポートフォリオ戦略を更新し、データセンター市場向けのメモリとストレージのイノベーションへの注力をさらに強化しました。
  • それに伴い、3D XPointを大規模に商業化するために必要な継続的な投資を正当化するには、市場の検証が不十分であると判断しました。
  • そのため、3D XPoint技術の開発を中止し、3D XPointの生産に特化したリーハイにある施設の売却について買い手候補と協議を行いました。
  • その結果、有形固定資産を売却目的保有に分類し、減価償却を停止しました。2021年6月30日、当社はリーハイの施設をテキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド(以下「TI」)に売却する最終合意を発表し、2021年10月22日に売却を完了させました。
  • 2022年第1四半期、当社はTI社からリーハイ施設の売却対価として893百万ドルを受領し、主に有形固定資産921百万ドル、主に固定資産税・設備予備品・原材料の償還債権からなるその他資産55百万ドル、主にファイナンスリース債務からなる負債58百万ドルからなる918百万ドルの純資産の処分を行いました。
  • リーハイ施設の売却の結果、2022 年第 1 四半期に構造改革及び資産減損に含まれる 23 百万米ドルの損失を認識しました。
  • 2021 年第 3 四半期に、TI 社との最終合意に関連して、売却予定の資産を売却費用控除後の予定対価まで評価減するための費用を、構造改革及び資産減損に含まれる435 百万ドル(及び法人税等(引当金)に含まれる税効果 104 百万ドル)認識しました。
  • また、2021 年第 2 四半期には、3D XPoint の今後の開発中止の決定に関連して、3D XPoint の在庫評価損 49 百万ドルを売上原価に計上しました。
  • 2021 年 11 月 1 日に、2032 年満期 2.703%シニア債(グリーンボンド)を元本 10 億ドル、2041 年満期 3.366%シニア債を元本 5 億ドル、2051 年満期 3.477 %シニア債を公募で発行し、合計純収益19億9千万ドルを得ました。
  • 2021年11月17日、2023年満期2.497%シニアノートの元本12.5億ドルと2024年満期4.640%シニアノートの元本6億ドルを現金19.3億ドルで償還し、営業外損失83百万ドルを認識しました。

▶︎経営陣コメント

社長兼CEO:サンジェイ・メヘロトラ氏

  • 「マイクロンは、技術、製品、製造の各分野において、チームの優れた実行力により、第3四半期に過去最高の収益を達成しました。」
  • 「最近、業界の需要環境は弱まっており当社は2023年度の供給増加を抑制するための措置を講じています。」
  • 「当社は、メモリとストレージの長期的な固定需要に自信を持っており、クロスサイクルでの強力な業績を実現するための体制を整えています。

 


【過去記事】