【米国株 ポートフォリオ公開】米国株の運用成績(22/06/18)
◆米国株への投資分資産の推移
▶︎直近の運用額推移
22年度6月15日:6,771,258円
22年度6月16日:6,902,463円
22年度6月17日:6,261,042円
22年度6月18日:6,748,027円
▶︎推移の要因
直近の重要な要素は、米国消費者物価指数(CPI)の予想以上の悪化、インフレなどの課題に対するための金融政策を決定する会合であるFOMC(連邦公開市場委員会)による利上げ決定でした。
5月の米国消費者物価指数は、アナリスト予測を上回る+8.6%(前年同月比)、コア指数+6.0%で鈍化。
品目別で見ると、食料品が+10.1%、ガソリンが+48.6%と一般消費者の財を大きく圧迫するが跳ね上がっておりました。
ガソリンの伸びが大きいことから見てもわかるように原油価格の暴騰が響いております。
この原油価格の高騰は、燃料費を上乗せする航空運賃(+37.8%)も大きく跳ね上がることにもなりました。
参考:日本貿易振興機構(JETRO)ビジネス短信より
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/45acfbeca826a05f.html
上記のようなインフレを受けた結果、FOMCは利上げ幅を+0.75%と大幅に上げていきました。
これにより、FOMCの発表後は一時的にこれ以上の厳しい情報が出ないということで安心感が広がり、特に個人投資家が「買い」に走りました。
しかし、ネガティブな情報のみが出てきたにも関わらず、市場全体がプラスに転換されるわけがなく、その後市場が大きく下落することになりました。
これは、航空株やクルーズ船株を多く保有している私にとっても例外ではなく、非常に厳しい結果をもたらしました。
ただ、木曜日から景気後退懸念によって原油価格が下落し始め、金曜日には大きな下落しました。(過度な投機的な資金が原油から撤退しているよう感じるため、今後のインフレ圧力も後退していく可能性は高い。)
その結果、航空株とクルーズ船株の価値は市場平均を大きく上がりました。航空機およびクルーズ船のランニングコストにおける燃料費の下落が好感されたと思われます。
◆現在のポートフォリオ
現在のポートフォリオについても以前までと変わりなく、航空株とクルーズ船株などの旅行関連銘柄が多く占めている状況です。
そのため、原油価格の下落は非常に歓迎している状況です。旅行ニーズの高まりおよひ運賃の高騰がきっかけとなり、株価が大きく伸びていくことを期待しています。
一方で、欧米の航空会社がパイロットの確保に手こずっている状況で、このことが航空スケジュールの延期・キャンセルにつながっています。
将来的にはこのボトルネックは解消されるでしょうが、現状ではパイロットの年収増加でしか対応できていないです。
そのため、直近の決算への期待よりも、年内もしくは来年の将来的な株価の回復を待つ形になるかと思います。
◆個別銘柄の損益実績
現状の個別損益は非常に厳しい状況で、目も当てられないものになっています。
しかし、旅行関連銘柄は原油価格の下落によって少しだけ光が見えてきた状況です。
一方で、グロースIT株については全く光が見えていない状況です。むしろ利上げが急速に行われていることから悪化していくことになる状況です。
しかし、一部の大きく成長する力と体力のあるグローズ株は非常に割安な状況です。というのも、将来価値が金利高騰によって割り引かれているからです。
そのため、旅行関連銘柄の高騰および利確後に、こぞって買い占めていこうと思っています。
特に期待しているヌーバンク($NU)については、投資資金が出来次第積極的に買い増していこうと思っています。
以上、現在の運用実績についてでした!
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