【米国株 実績】2021年8月13日 運用成績

◆実績サマリー

▶︎成績

8月13日:  8,054,283円 ※追加額:16万円

8月11日:   8,166,713円

前日損益:  -272,430円

7月01日 : 7,986,238円

追加額 :    500,000円

1ヶ月損益: -591,955円

 

▶︎成績理由

上記のような悪夢のような成績理由は2点です。

  1. オーディオアイ($AEYE)の決算ミス
  2. ファソムHD($FTHM)の良い決算

まず、今回の大きなマイナスを生んだ最大の要因は、大きく投資しているオーディオアイの決算が悪かったと市場で判断されたことです。特に売上成長率ガイダンスがよくありませんでした。

オーディオアイの決算及び経営層へのインタビューを見てみましょう。

参考:決算:

https://www.audioeye.com/post/audioeye-reports-second-quarter-2021-results

参考:インタビュー:

https://www.google.co.jp/amp/s/www.fool.com/amp/earnings/call-transcripts/2021/08/11/audioeye-inc-aeye-q2-2021-earnings-call-transcript/

時価総額がかなり小さな企業が投資家に求められることは1つです。「成長」です。「成長」というのは「売上高成長率」のことです。これまでのオーディオアイの売上成長率は、とても目を見張るものでした。前年対比で+90%を誇るようなものでした。

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参考:investing.comより

また、売上に直結する顧客獲得が非常にうまく行っており、今年2月に株価が大暴騰した際には前年比500%を記録しておりました。このように、オーディオアイの株価は「成長」を最も期待されていたのでした。しかし、今回のオーディオアイの決算から分かるように、売上高成長率が前年比+14%程度です。大手企業であれば、2桁記録してるのもすごいですが、まだまだ小さな企業にしては低すぎます。前期においても+36%を記録していたにもかかわらずです。これを紐解くためにForm10-Qを見てみました。そうすると、チャネルごとの売上とその成長率があります。

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参考:Form10-Q

https://app.quotemedia.com/data/downloadFiling?webmasterId=101772&ref=116055658&type=PDF&symbol=AEYE&companyName=AudioEye+Inc.&formType=10-Q&formDescription=General+form+for+quarterly+reports+under+Section+13+or+15%28d%29&dateFiled=2021-08-11&CK=1362190

上記からも分かるように、中小企業向けのチャネルから得た売上は前年比+43%エンタープライズ(大手企業or公的機関)向けチャネルからの売上が前年比-1%となっていることがわかります。中小向けチャネルからの売上に関してはあまり悪いとは個人的に思いません。一方、エンタープライズチャネルはあまりよくありませんね。こちらに関しては、想定通りのスピードでは立ち上がらなかったことに起因しており、外部パートナーに依存してしまうため、いつ収益化するかは未定だとのことです。ただ、収益化した場合は、1件あたりの売上が大きいので、導入が完了するたびに大きく売上が伸びていってくれるでしょう。ただ、現状では、オーディオアイ側にはスケジュールをなんとかしようがないらしく、その結果が今回の保守的なガイダンスに繋がっています。アナリストによる第三四半期の売上予想は$8M程度でしたがら、今回のガイダンス修正によって、$6.1-6.3Mと下方修正されました。この修正によって、オーディオアイの株価は大きく下落しました。

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参考:Apple「株価」より

1週間で30%以上落ちるとは…怖すぎます…。ただ、今回の修正率は確かに大きいですが、金額規模でいうと2億円程度です。また、時価総額もまだまだ小さいです。そのため、私は追加で多めに取得しました。理由としては、①獲得顧客の影響がまだ売上に反映されていないこと②収益構造がしっかりしていること、の2点です。①に関しては、前年対比で大きく伸びている顧客数がまだ売上に貢献していないのでは?と思うのです。少なくとも、今年の3月の段階では前年比で500%でした。昨年3月時点での四半期売上は$4.26Mでした。当時の顧客数は1.3万程度です。ここからは単純計算でいきますが、顧客数が5倍ならば$20Mを超えていくはずです。まぁこれは短期的な最大限の期待ではありますが、獲得した顧客からの売上にしっかり反映されるまでのタイムラグだと信じて投資することにしました。また、②に関しては、個人的な見解ですが、粗利益率が高くて、コントロールしやすい販管費の項目が多い企業が好きなのです。単純にいつでも黒字化できますし、何かあれば、先行投資を抑えればいいのです。表面的にしか見ていない多くの投資家はPLの大項目しか見ていないので、そのことに気づかずに安く売ってくれることもありますしね。とりあえずオーディオアイについては長期スパンで期待したいと思います。

 

さて、もう1点のファソムHDの決算についてですが、これはもう単純にアナリスト予測を上回る売上成長を見せたことが株価を引き上げたのだと思います。

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参考:investing.comより

不動産仲介における売上は昨年対比で+110%、取扱ボリュームも昨年対比で+74%、ファソムの仲介エージェントも昨年対比で+53%と完璧な数値を記録しています。また、買収によって新たに手がけているモーゲージ関連の売上もわずかだが貢献してくれています。サードパーティー向けの技術提供(こちらも買収したもの)も少し貢献しています。まだまだ不動産仲介に依存していますが、今後は他の事業も伸びていってくれることを期待します。

一方、コストに関しては、アナリスト予測未達でした。将来への投資(買収費用やマーケティング費用)がかさんだとのことです。まぁまだまだ利益よりも売り上げ成長を期待されている段階なため、コストに関してはそこまで重視するわけではありません。ただ、ファソムHDの事業特性上、粗利益が良くないため、モーゲージ関連事業やサードパーティ向けテクノロジー事業によってしっかりと粗利率の改善を図り、販管費をしっかりと賄えるようになって欲しいものです。

これらの結果を受けて、ファソムHDの株価は跳ね上がったおります。むしろこれまではインサイダーによる売却によって上値が重かったので、成長性や類似企業の状況を考慮すれば当然の結果ですね。

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参考:Apple「株価」より

 

◆ポートフォリオ

▶︎ポートフォリオ構成比

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今回はオーディオアイの大損失をカバーするために、カーニバルとスカイウォーターテクノロジー、そして、ファソムHDの株式を一部売却しました。まぁ大きくプラスになっているところから売るものですよね。。他にも、マルケタとバンコ・ブラデスコが都合よく下落していたので、そちらにも投資資金を割きました。そのおかげで、マルケタは今の段階でプラスとなっています。バンコ・ブラデスコはそもそも利益効率が決算的に良くないとなりましたが、今後ブラジルの金利が上がるので、将来的には良い投資になるだろうと思い、追加で投資しました。

今後は、オーディオアイの状況を特に観察することになります。この投資がかなり大きいので、しっかりとリターンを狙えるよう、もしくは、しっかり損切りできるよう注目していきます。まぁ長く投資するとは言ったものの、上がれば売るんです笑 特に投資比率が大きいとどうしても怖いものなので笑

▶︎個別銘柄の損益成績

(ドル換算)

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(円換算)

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オーディオアイが爆発的なマイナスを生んでいます。ナンピンした甲斐があって、取得単価は大きく落とせましたが、まだまだ今の価格にはいきません。今後は下がったらちょくちょく買う程度にしたいと思います。

他の銘柄は、バンコ・ブラデスコとクリーンスパークは少しマイナスを抱えていますが、将来的にはきっと良いリターンをもたらせてくれると期待して放置です。

スカイウォーターテクノロジーに関しては、米国唯一の半導体ファウンドリーなので、将来的にも期待したいですが、いかんせんボラティリティが高すぎて困ります。かなり安く仕入れられたので、今後は1.5倍になったら増やす等と高めのハードルを設けて追加投資していくことにします。

カーニバルに関しては、もうこれはコロナ次第な部分と再開後の最初の決算が肝になると思います。それまでは放置です。もしPLが悪くても、貸借対照表とキャッシュフロー計算書の状況を見て、どの程度資金が持つのかを基準に投資していく予定です。

ファソムHDに関しては、インサイダーによる売却以外何も懸念しておりません。また株価が伸びていってくれることを期待しています。

以上、米国株の投資実績でした!

 

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