【2月1日】目指せS&P500超え!米国株の運用実績&取引詳細
◆成績サマリー
・円換算
運用額 :8,242,568円
前日運用額:8,086,035円
前日比 : +156,533円(+1.9%)
・ドル換算
運用総額: $78,718
前日総額: $77,400
前日比 : +$1,318(+1.7%)
出典:SBI証券口座サマリーより
◆vs.S&P500パフォーマンス
MyPFの運用率 : +1.9%
S&P500連動ETF :+1.64%
出典:Apple「株価」より
◆取引詳細
出典:SBI証券注文履歴より
・売却銘柄について
- 無し
・購入銘柄について
- EC銘柄
今回はEC銘柄として、ロシアのオゾンホールディングス($OZON)とWishを展開するコンテクストロジック($WISH)を購入しました。
1月の後半に10%以上下落したオゾンホールディングスは、ロシアで最大規模の物流インフラを誇るEC企業です。
まず、企業を見る前に、市場環境を見てみます。
ロシアでのEC利用率及び寡占度についてですが、Bloombergによると、「ロシアのEC市場で独占的地位を獲得するチャンスはまだ十分にある。ロシア最大のネット通販ワイルドベリーズは今年1~9月の間に売り上げが倍増したものの、同国のオンライン小売売り上げに占めるシェアは13%にすぎない。米国ECで約半分のシェアを握る米アマゾン・コムと比べ、さほど存在感を発揮できていないのが現実だ。」とのこと。つまり、市場はまだまだ開拓期ということです。
ロシアのインターネット利用数がAmazonの第二の市場であるドイツよりも多い一方、国土が広さ故の配送が困難でであるため、国営での郵便すら実施されたのが最近です。しかし、コロナ禍によってECが急速に普及しました。調査会社によると、今年だけで前年比+44%を叩き出し、市場規模場は3.25兆円ほどになるとのことです。
ここから、オゾンホールディングスに目を向けてみますと、JETROによると、オゾンは「ロシア3位の規模のECプラットフォームで、2019年の流通取引総額(GMV、注1)は808億ルーブル(約1,131億円、1ルーブル=約1.4円)に上る。「新型コロナ禍」を追い風に取引額を急激に伸ばしており、2020年1~9月のGMVは1,216億ルーブル(前年同期比2.4倍)に達している。」とのことです。
これらのことから、市場の急拡大に伴う、Amazonがいない中での覇権争いが行われているとわかるでしょう。大抵は、市場に残るのは4社程度、そこから買収・合併などを伴って3社程度に最終的になると考えます。そのため、システマティックリスクで下落したタイミングで、ロシアの大手ECを抑えにいくのはありだと思って購入しました。
次に、コンテクストロジックを購入した理由は、格安ニーズが確実にあるからです。格安レストランやスーパーにもニーズがあるのと同じです。まだまだきな臭いサービスかもしれませんが、売上の伸び方からニーズがあるところを見て、「もしかしたら、今は中国の製品ばかりだけれど、サービスポジショニングからして、格安レストランと変わらないのかもしれない。」と考えました。そのため、少額ですが、様子をのために投資しました。今は赤字ですが、ECはネット販売による集客→データ収集→広告配信の流れで基本的には収益化させていくと想像していますので、今のところ赤字は気にしないようにしています。
◆今後の投資方針
今後はロシア大手EC・個人的な期待銘柄($NCNO $MIME $CRM)への追加投資をメインに考えていきたいと思います。
また、今後のワクチン効果を期待して、商業銀行系により投資していくことも検討したいと思います。
商業銀行への投資理由は、安定性は少し微妙ですが、配当が大きいですし、今は大きく下落した状態のままなので、キャッシュ製造マシーンとして持っておきたいからです。
以上、米国株の運用実績及び取引詳細でした!
前日(1月29日)の運用実績はこちら!
1月の投資実績サマリーはこちら!